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『Michael Jackson KING OF POP Japan Version』Christian Marks [本]

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映画『THIS IS IT』は、人としてのマイケル・ジャクソンを見せてくれた
いいドキュメント映画でした〜♪
映画の中では直接語られてはいないけれど、彼の佇まい、言動、所作は
いろいろな事を乗り越えて、目的を持った人の強さと美しさがありました☆

『Michael Jackson KING OF POP Japan Version』は、
KINGとしてのマイケルよりも、一人の人としてのマイケル寄った本です。

オフィシャル本で、マイケル本人も全てを監修したという希少な一冊☆
プライベートな写真は、本人が提供したものらしいです。

内容は経歴、ディスコグラフィー、著名人からのコメントなど
(2002年の発売なので、データは2001年までのものになってます)
インタビューでは、皮膚の病気のことなどもマイケル自身の言葉で語られてます。

その中で、故ダイアナ元皇太子妃との友情についても触れていて、
マイケルはダイアナにこうアドバイスしたと言っています。

強く、決然としていれば誰もあなたを傷つけない。
あなたを本当に傷つけられるのは、あなた自身しかいなのだから。


マイケル自身も、自分にこう言い聞かせて生きた来たのかも。。
そう思うと切ないけれど、とっても説得力のある言葉です☆

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そして、今回この本を読むきっかけとなったのが、
2001年にイギリス・オクスフォード大学でマイケルが行った講演。
その全文が掲載されています☆

「家族と愛」という題の講演で、
“Heal The Kids”のメッセージを伝える為に企画されたものですが、
この内容がかなり秀逸!!

世界中の子供達の現在、未来を案じ、どうするべきかを
自分の人生を紐解きながら、語っているのですが、
父親との確執があり、子供時代をスターとして過ごし、
自分自身も子を持つ親の立場になった、マイケルだから言える言葉の数々は、
誠実さと愛に溢れています☆

子供らしい子供時代を過ごせなかった自身の思い出や
芸能界の他の子役達を例にあげながら、子供時代の大切さを説きますが、
話はここから更に発展します。

今日、それは世界共通の不幸であり、世界的規模の悲劇です。
現代では、子ども時代が悲惨な状況になってきているのです。
喜びを感じたことのない、権利を与えられない、
自由を許されない、子どもらしさを知らない
たくさんの子どもたちが生み出されているのです。


ここが“Heal The Kids”の原点だということがわかります。
マイケルが実体験してきたことの中から生まれた思想で、
他の子供達が同じような思いをさせたくない、、、という
切実な気持ちが伝わります。

そして、その問題は子供達だけの問題では無いと彼は続けます。

大人も同じです。
子どもの体をした小さな大人を育てようと努力すればするほど、
大人の中の子どもらしさも失われていきます。
大人の生活にも、子ども的な部分を必要とする場合がたくさんあるのです。


だからマイケルは、あんなに純度の高い音楽が作れたのね。。
子供のような純真さを大人も持ち続ける事が、どれだけ大切か。
それが世間的に「奇行」と映ったとしても「必要な場合がある」ことを
彼自身よく理解していたんだなぁ。。

そしてマイケルは子供達は「愛される権利がある」と主張します。

どの人も、自分が愛される対象であると実感することが、
認識の土台、つまり意識のはじまりなのです。
髪の色が赤か茶色かを知る以前に、
肌の色が黒か白かを知る以前に、
どんな宗教に属しているかを知る以前に、
自分が愛されていることを実感できなくてはならないのです。


これは、本当にマイケルでなければ言えない言葉な気がする。。
あたりまえのコトなのだけど、あらためて言葉にすると
本当にその通りで、、あまりに単純なことすぎて見過ごしがちな事を
こういう風に表現できるのは、さすが!です。

子供時代がなかったマイケルは、
同様にマイケルが有名な為に子供時代を普通に過ごせない
自分の子供達の事も危惧しています。

どうして僕たちには普通の子ども時代がなかったの、と聞くでしょうか。
その時、子どもたちがいい方向に解釈してくれるといいと思います。
「あの特殊な状況の中で、父さんはできるだけのことをしてくれた。
父さんは完璧ではなかったけど、温かで、まあまあで、
ぼくたちを愛する努力をしてくれた」
とあの子たちが心の中でつぶやいてくれるといいなと思うのです。


娘のパリスちゃんは追悼式のスピーチで
「最高のパパでした」と発言してますね。。
マイケルの父親としての気持ちが伝わっていたんだと思うと、
この短いスピーチに全てが詰まっている、、と改めて思えます。

その後マイケルの講演は、彼の父親とのことへと移行します。
いろいろあることは事実としながらも「許したい」と言っています。
そして、「許す」とこが大切だと訴えます。

怒りに満ちた世界でも、
慰めの心をもたなくてはなりません。
絶望に満ちた世界でも、夢を忘れてはなりません。
不信感に満ちた世界でも、信じなくてはなりません。


そして、親子の関係を修復することが
新たな出発点となると語ります。

親が邪魔だと思っているみなさん、代わりに手を差し出してください。
ご両親に無償の愛を与えてください。
これは、みなさんに望むことであり、自分自身に言い聞かせていることでもあります。
そうすれば、親たちはわたしたち子どもから愛し方を学ぶことでしょう。


そうすれば、荒れ果てた寂しい世の中に、
愛が取り戻されるでしょう。


『THIS IS IT』でメッセージとして出て来た“Heal The World”
worldというと規模が大きすぎて、わかるけど、、、自分は何から始めればいいのか、、
と思うけど、原点はココなんだと気づかされる講演です。

まずは身近な人との関係を愛で満たす事☆
一人一人がそれをすれば、世界中が愛に包まれる。
マイケルはそう言いたかったのかも。

全文を読むと、本当に感動のスピーチです。

マイケルの歌詞には、この講演の思想がすでに反映されてると思います。
なんとなく分かっていたつもりだったけど、
講演全文を読んで、本当の意味で歌詞を理解できたかも、、という気がする☆

読んでよかった♪


【映画「THIS IS TI」の感想はコチラ↓】
※1回目の感想はコチラ
※2回目の感想はコチラ
※IMAX版の感想はコチラ



☆裏表紙にはマイケルの肉声が聞けるチップ内蔵です!電池切れてるけど、、

マイケル・ジャクソン写真集 Michael Jackson KING OF POP Japan Version

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  • 作者: Christian Marks
  • 出版社/メーカー: スピーチ・バルーン
  • 発売日: 2005/02/28
  • メディア: -


☆講演の全文はこちらにも掲載されてます♪

文藝別冊 マイケル・ジャクソン KING OF POPの偉大なる功績

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2009/10/09
  • メディア: ムック


☆DVD発売決定!amazon限定とか…いろいろあるのね。。




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コメント 8

づっきぃ

コメント&niceありがとうございました☆
身近な人との関係を愛で満たすこと…そうですよね。
何ができるか?ってそこからですよね~。
「不信感に満ちた世界でも信じなくては」始まらない。
マイケルの講演読んでみようと思います~♪

by づっきぃ (2009-11-28 03:06) 

ram

素晴らしい本ですね!
マイケルの肉声が聞けるチップ内蔵って
今でも電池があれば聴けるのですか?
by ram (2009-11-28 14:44) 

ジジョ

づっきぃさん

こんにちは☆
すごくシンプルだけど、あらためて言葉にすると
ハッ!とするような内容でした。
ぜひ、講演読んでみてください〜♪
by ジジョ (2009-11-29 22:42) 

ジジョ

ramさん

こんにちは☆
交換できる電池があるかどうかもわからないのですが(^-^;
チップは裏表紙に埋め込まれてる(?)感じなので、
交換するには破らないといけないんです、、(>_<)
結構豪華本なので、破る勇気もなく、、そのままにしてます☆
by ジジョ (2009-11-29 22:47) 

しんりゅう

はじめまして!ご訪問、そしてコメント、ありがとうございました!
This is it、観てきてよかったです。と同時に、あらためてマイケルと
いうKING OF POPの存在を振り返ることができました。
ちょうどこの頃は彼にとっても色々と大変だった時期、そんな報道に
振り回されていたわけではないけど、ちょっと距離をおいていた…
そんなことがあらためて恥ずかしくなるような、そんな感じです。
マイケルに対して嘘いつわりのない目を向けてくれていた子供たちに
対して、マイケルが本気で考え、何とかしたいという思いがあった
んだろうなぁ、とあらためて感じさせられました。


by しんりゅう (2009-11-29 23:19) 

ジジョ

しんりゅうさん

こんにちは☆
わたしもマイケルとはしばらく距離をおいていたので、
同じような心境です、、(^-^;
よく考えたら“We are the world”とか既にやってましたよね…
当時はピンと来てなかったですが、今ならわかります。。
受け取る私自身、幼かったのかも、、という気がしました。
少しは私も大人になったのかなぁ。。。
by ジジョ (2009-11-30 06:41) 

Jackな気分

nice&コメントありがとございました。

早速、マイケルの写真集…購入しました。
ずーっと迷いっていましたが…、
ジジョさんの記事を見て…即決しました。

本当に、マイケルは色々な困難を乗り越えてきたのですよね。

10年ほど、彼の存在を忘れてかけていた自分を残念に思います。
これから…生きている間、ずっとマイケルを手本にして暮らしたいです。


by Jackな気分 (2009-11-30 19:50) 

ジジョ

Jackな気分さん

こんにちは☆
わ〜。購入したんですね!
意外とお手頃の価格でデットストックが出てますよね☆
こういう生の声を、もっと聞きたいですね〜。
苦難をのりこえて語られる言葉はキリストみたいですよw
by ジジョ (2009-12-02 02:15) 

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