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プリンセス・カイウラニ [映画:は行]

ハワイ王朝最後のプリンセス
母国への想いと命をかけた恋ーいま明かされる真実の物語


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ハワイといえばカメハメハ大王が有名ですが、
彼のずっと後、カラカウア王の時代はハワイ王朝にとって
激動の時代でした。

そんな時代の出来事をハワイ王朝最後の王女カイウラニの
生涯を通して描いて行く伝記ドラマです。

映画の出来としてはイマイチな部分も多いのですけど、
ハワイの当時の文化がかいま見れたり、
ハワイ好きにはいろいろと興味深い作品でした☆

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外国と正式な外交関係を持つ、
立派な立憲君主国家だったハワイ王国。
それが崩れ始めたのは、白人系移民の富裕層のクーデターでした。

カウラニは危険を回避するためにイギリスに留学。
物語はイギリスでのカウラニの恋とハワイ王国の崩壊までを
平行して描いて行きます。

基本的にカイウラニの生活がメインなのでハワイよりは
イギリスでの物語が多いのですけど、
前半はハワイのイオラニ宮殿での様子も描かれていたり、
イギリスの田舎の風景もまたシックで素敵で、
風景や衣装やインテリアなど、当時のそれぞれの国の文化が楽しめました☆

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カイウラニはハワイの土地を狙うアメリカ人の策略と戦ったのですが、
個人的はこのカイウラニの行動に感銘を受けました。

野蛮な人種と言われ、見下されていたポリネシアの人々のイメージを変えたのは
イギリスに留学し、他国の文化も学んだカイウラニでした。

当時女王だったリリウオカラニもカイウラニもハワイを思う気持ちは同じですが、
ポリネシア側の立場からしか発言しないリリウオカラニは白人から反感を買い、
白人側にも理解できるように自国文化の大切さを説いたカイウラニの発言は
人の心を動かしました。

元々「王」の居ないアメリカ人には王の存在価値は理解できないだろうな、、、

価値観の違う物同士が理解しあうには、自分の価値観を主張するだけではダメで
相手にも理解してもらえるように説明することが大切なのだと、しみじみ感じました。

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カイウラニの思いも虚しく、結果的にはハワイはアメリカに併合されてしまいます。
これは戦争の影響で太平洋防備を必要としたアメリカの都合でした、、

アメリカは、これに関して策謀があったことを公式に認めて
クリントン大統領が正式に謝罪をしていますが、
もし、ハワイがあのまま王朝として存在していたら、、どうなっていたのでしょうね。

今はアメリカの中のハワイとして、独特の文化を守っているハワイ。
世界中に愛されているこの島の文化と歴史をもっと知りたくなる映画でした☆

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【公式サイト】http://www.princess-eiga.com/
原題:PRINCESS KA'IULANI
監督:マーク・フォービー 音楽:スティーヴン・ウォーベック
脚本:マーク・フォービー
クオリアンカ・キルヒャー/バリー・ペッパー/ウィル・パットン/ショーン・エヴァンス/ジミー・ユール

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☆サントラ

Princess Ka'iulani Ost

Princess Ka'iulani Ost



☆カイウラニの伝記

白い孔雀―ハワイ王朝最後の希望の星プリンセス・カイウラニ物語

白い孔雀―ハワイ王朝最後の希望の星プリンセス・カイウラニ物語

  • 作者: よしだ みどり
  • 出版社/メーカー: 文芸社
  • 発売日: 2002/03
  • メディア: 単行本


☆ハワイの歴史

ハワイの歴史と文化―悲劇と誇りのモザイクの中で (中公新書)

ハワイの歴史と文化―悲劇と誇りのモザイクの中で (中公新書)

  • 作者: 矢口 祐人
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2002/06
  • メディア: 新書



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