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ヒア アフター [映画:は行]

死に触れて、前を向く。

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ここ数年イーストウッド作品にハズレなし!って勢いの
クリント・イーストウッド監督の最新作。

主演は前作『インビクタス』にも出演しているマット・デイモン
脚本は『クイーン』ピーター・モーガン。とくれば期待大☆

製作総指揮がスティーヴン・スピルバーグだからでしょうか?
前半スピルバーグ。後半イーストウッド。
って感じの映画でした。


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冒頭。南の島の津波に巻き込まれる女性の描写から始まります。
派手でダイナミックな津波の描写にドキドキ、ハラハラ。

仮死状態でビジョンを観る女性の静かな場面と、津波の爆音とか
メリハリがあって、一番エキサイトな場面でした。
この辺あたりが、なんとなくスピルバーグ風。

日常に戻って、それぞれのキャラクターの描写に入ってからは、
静かに、淡々と物語が進行していきます。
この辺あたりから、なんとなくイーストウッド風。

でも、前半で派手な津波の場面とかを観た後なので、
ちょっと後半の淡々具合が物足りなく感じちゃったな〜。


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全編通して淡々としてたら、全然気にならなかったと思うけど、
つい、津波以上の何かを後半にも期待してしまったので、肩すかし。

死に直面することによって生きる喜びを見つける3人の物語、、、
ということですが、正直、何が言いたいのかよくわからない映画でした^^;

子どもを霊視する部分とか、心にグッとくる場面もあったんですが、
全体的にあんまりピンとこなかったな〜。


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物語はイマイチ心にこなかったんですが、
今回も絵の美しさは絶品でした〜☆

特に、全編通して色が美しかったです!

前半の南の島のポップな色と空気感も素敵だったんですが、
後半の色は茶とかグレーとか、本当に地味なんですが、
なんというか、暖かみがあるんですよね〜。
渋い色の調和がイースウッドらしいセンスの良さを感じました。


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次回のイーストウッド作品は、
FBI初代長官のJ・エドガー・フーヴァーの伝記『J.Edgar』の映画化。

とうとうディカプリオ!の登場ですね☆
フーヴァー長官の恋人と言われた副長官には
『ソーシャルネットワーク』アーミー・ハマー

『ゴシップガール』のエド・ウェストウィック
ナオミ・ワッツジュディ・デンチの出演も決まってるみたいです。

脚本は『ミルク』のダスティン・ランス・ブラックっていうのもいいですね〜。
超たのしみです!


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【公式サイト】http://www.hereafter.jp
原題:HEREAFTER
監督・製作・音楽: クリント・イーストウッド
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ  脚本:ピーター・モーガン
撮影:トム・スターン
マット・デイモン/セシル・ドゥ・フランス/ブライス・ダラス・ハワード/ジョージ・マクラレン

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☆イーストウッド特集です♪

Cut (カット) 2011年 01月号 [雑誌]

Cut (カット) 2011年 01月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ロッキング・オン
  • 発売日: 2010/12/18
  • メディア: 雑誌



☆フーヴァー長官の話は興味深いです♪

FBIフーバー長官の呪い (文春文庫)

FBIフーバー長官の呪い (文春文庫)

  • 作者: マルク デュガン
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2007/02
  • メディア: 文庫



瞳の奥の秘密 [映画:は行]

ブエノスアイレスを震撼させた殺人事件から25年ー。
未解決の謎を小説にする男に、封印された愛が蘇る。


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第82回アカデミー賞外国語映画賞を受賞した作品で、
スペイン映画祭で見逃したので観たいと思ってた作品☆

とある殺人事件を巡るサスペンスドラマではあるんですが、
驚きの展開も含めて心に残る作品でした。
アルゼンチン映画、あなどれません!


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物語は2000年のブエノスアイレスが舞台。
刑事裁判所を定年退職したベンハミンが
小説を書く為に25年前に起こった殺人事件を振り返ることで
事件の裏側に潜む謎に迫って行いきます。

えっ!?っていう展開もあり、サスペンスとしても楽しめるんですが、
やっぱりこれは愛を失った男の物語なんですね〜。

本当の愛を伝えることができなかったベンハミンも
妻を殺されたリカルドも、失った愛から逃れられない男たち。。

25年という長い時間をかけて、失った部分をどう埋めて行くのか。

「忘れることだ」とベンハミンを諭すリカルドの
本当の心の中が見えたとき、あまりの切なさに絶句します。。

どんなに年月をかけても忘れることができない。

ということが、幸せの方向に作用したベンハミンと
不幸な方向に作用したリカルドの対比が「人生紙一重」
という感じがして、なんとも言えない余韻の残る映画でした。


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役者たちはアルゼンチンでは有名な方々らしいですが、
なかなか味のある人が多いですね〜。

パブロを演じた人は『ルドandクルシ』のスカウト役の人だし!

ちなみに回想シーンで25年前の様子を描く場面も多いのですが、
過去も現在も同じ役者さんが演じています☆

もちろん年齢の差をつける為に、老けメイクとかしてるんですが、
これが、ぜんぜん違和感ないんですよね〜。

しかも、メイクでごまかしてる感じじゃなくて、
その佇まいや表情や仕草とかが、本当に25年の時の経過を感じられて、
若い時の場面とは違った、人生を重ねた人の重みみたいなものがあって
これは役者の演技力なのかしら? そういうところも感心してしまった。

監督はアメリカのTVドラマでも活躍されてるみたいですね〜。
「Dr.House」「LAW & ORDER」とか、好きなドラマだわ♪
どのエピソードを担当したんだろう? 今度観てみよーーっと。


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過去の回想シーンは1975年なので、
アルゼンチンもいろいろあった時だと思うんですが、
そういう歴史的背景も、ちょいちょい物語と絡んできて、
アルゼンチンの歴史をもうちょっと知りたくなったりします。

あんまりアルゼンチンって知らない国だから、
風景とか、生活スタイルとかの面でも新鮮でした☆

特にあの空撮から降りてくるサッカースタジアムの場面は
物語の展開とあいまって、ものすごい熱気を感じるシーンで印象的。

住む場所や、仕事や容姿は変えられるけど、
ただ一つ、決して変えられないのは“情熱”っていうのもよかったな。

打てない文字があるタイプライターと走り書きのメモ、、とか
ちょっとした小技も効いていて小規模な公開がもったいない映画でした。
おすすめです♪


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【公式サイト】http://www.hitomi-himitsu.jp/
原題:EL SECRETO DE SUS OJOS/THE SECRET IN THEIR EYES 監督:フアン・ホセ・カンパネラ
脚本:エドゥアルド・サチェリ、フアン・ホセ・カンパネラ 原作:エドゥアルド・サチェリ
製作総指揮:ヘラルド・エレーロ、バネッサ・ラゴーネ 音楽:フェデリコ・フシド
リカルド・ダリン/ソレダ・ビジャミル/パブロ・ラゴ/ハビエル・ゴディーノ

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☆音楽も良かったですね♪

Secret in Their Eyes  - O.S.T.

Secret in Their Eyes - O.S.T.




ヒックとドラゴン/2D字幕版 [映画:は行]

少年はドラゴンに翼を与え ドラゴンは少年に勇気を与えた

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ドラゴンの出会いを通して少年の成長を描いた物語。
イギリスの児童文学が元になってるんですね〜。

ドリームワークスのアニメ作品は好みじゃないんですが^^;
今回の監督は『リロ&スティッチ』のコンビ♪
サントラにはJONSIが参加してるってことも魅力☆

3Dアニメ作品なんですが、どーしても初見は字幕で観てみたくて
3D字幕の上映がなかったので2Dで。

たいていの3D作品は「2Dでもよかったかも^^;」って思う事が多いけど、
この作品はドラゴンと空を飛ぶ場面が、めっちゃ気持ちいい♪
3Dで観てもいいかも!と思える作品でした☆


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ドリームワークスが好みじゃない理由の一つが
かわいくないキャラクターのデザインなんですが、
この作品のキャラは今までのアクの強すぎるキャラと違って、
とってもかわいい♪

主人公のヒックは草食系な感じが
『プリンス・オブ・ペルシャ』のジェイク・ギレンホールっぽくて、
けっこう応援したくなっちゃうかわいいキャラ。

ドラゴンのトゥースも、クリッとした目が猫みたいな小動物っぽいし、
でも、黒い体で高速で飛ぶ姿はカッコいい!っていうイイバランス♪

他にもいろいろ出てくるドラゴンのデザインやキャラも
バラエティ感があってよかったし、人間のサブキャラ達も程よい感じ。

そしてやっぱり女の子キャラがイマイチかわいくないのは、
ドリームワークスっぽい感じで、逆に安心したりして^^;

でもアニメのクオリティは全体的に本当にすばらしかった〜♪
人間キャラの微妙な表情とか、動きとか、自然の描写とか。

特に光と影の感じが美しくて、何度もハッとしました^^


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物語は、おちこぼれ少年の成長物語であると同時に、
敵対している物同士が歩み寄る為の方法を描いていて、
王道な展開だけど、深いテーマのある内容でした☆

おちこぼれと思われていた少年が、
自分の個性や特技を活かす事で道を切り開いていったり、

相手の立場になって考える事で、
その行動の理由を知り、相手を理解していくこと。

「いいお話。王道だけど〜☆」なんて斜に構えてたら、
ラスト近くで、やられました! あのヒックの姿!!

あれは絶対ディズニーならやらない(できない?)と思うし、
これぞアンチ・ディズニーのドリームワークス♪って感じがして
かなりグッとくる展開でした☆

何かを成し遂げるには、何かを失うリスクもあるということ?
戦っても人間は傷つかないファンタジーの世界でアレは斬新☆


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ところが、ほんとうのラストのラストにとんでもない落とし穴が!

ラストのヒックのナレーション
「僕の住む国にはドラゴンのペットがいる。」

え!?ペット?? 仲間じゃないの???

このお話の流れからすると、
ドラゴンとヒック達は同じ島に共存する仲間になったんじゃなかったの??

この「ペット」という単語がどーーにも引っかかってしまった。。。

どうしてもペットというと「平等な立場同士の関係」には思えないし、
人間の方が立場が上、、と言っている様に聞こえちゃうのよね。。

ペットも家畜も人間と共存していることにはなるのだろうけれど、
せっかく種の違う者同士の共存を描いてたお話だったので、
この映画の中では、違う単語の方がよかったんじゃないかな〜。

たった一つの単語でテーマ自体が台無しになってしまった気分。。。

他の細かい部分の詰めの甘さはドリームワークスっぽくて、
笑ってながせるけれど、あのラストだけは。。
途中まで良い作品だと思っただけに、ほんと残念。。

、、というか。もしかして
この世の中、対等な共存なんてそう簡単にはできないよ。
っていう、ドリームワークスなりのメッセージだったりするの??


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【公式サイト】 http://hic-dragon.jp
原題:HOW TO TRAIN YOUR DRAGON 監督:クリス・サンダース、ディーン・デュボア
脚本:クリス・サンダース、ディーン・デュボア、ウィル・デイヴィス
製作総指揮:クリスティン・ベルソン 、ティム・ジョンソン
音楽:ジョン・パウエル 原作;クレシッダ・コーウェル
ジェイ・バルシェル/ジェラルド・バトラー/アメリカ・フェレーラ/クレイグ・ファーガソン

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☆原作は映画とちょっと設定が違うみたい

ヒックとドラゴン〈1〉伝説の怪物

ヒックとドラゴン〈1〉伝説の怪物

  • 作者: クレシッダ コーウェル
  • 出版社/メーカー: 小峰書店
  • 発売日: 2009/11
  • メディア: ハードカバー


☆ジョン・パウエルいい仕事してます!

How to Train Your Dragon (Score)

How to Train Your Dragon (Score)

  • アーティスト: John Powell
  • 出版社/メーカー: Varese Sarabande
  • 発売日: 2010/03/23
  • メディア: CD



ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い [映画:は行]

昨日の記憶が、全くない!?

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アメリカで大ヒット!のコメディ映画
でも日本ではDVDスルー、、、ってことで
劇場公開を求める署名運動まで起こってた作品。

その署名運動の始まりや成り行きがおもしろくて、
ひそかに見守っていたけれど(もちろん署名にも参加♪)
ゴールデングローブ賞の作品賞を受賞したことで状況が一変☆
一気に劇場公開の流れになったのもドラマチックでした!

そんなこんなで奇跡の劇場公開☆
これは是非とも劇場で観ておかなきゃ!な作品です♪


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作品には、超有名な俳優が出てるってわけでもないし、
そもそもアメリカのコメディって下品だったりえげつなかったり、
日本人にはToo much!で笑えないものが多いし、、、
ってことで、DVDスルーするのもわからなくはない…と思ってたけど、

この作品は、笑った! おもしろかった!!

とにかく一夜が明けたホテルの悲惨な状況が秀逸でした☆

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にわとり あかちゃん 虎 w

他にも物語に直接関係ないけど、よくわかんない煙が出てたりwっていう
「なんでそうなってんの!?w」っていうバカらしくて、なんだか楽しげなw
必要以上に細かく作り込まれた「祭りの後」の部屋の様子が
この映画のすべてを物語ってて、いちばん好き♪

そういう細かいところや、シュールな場面、ちょっとした間合いとか、
役者の絶妙な表情とかで、とにかく笑わせてくれます。

映画的にはバカバカしいんだけど、笑いを取る技術に関しては
かなり練られてて職人技的な賢さ☆

なによりも「バカなこと」に対する溢れんばかりの愛情がステキ♪


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物語も「いったい何があったの!?w」って感じの変な事が次々起こるし、
ちょっとしたことが、ちゃんと繋がっててなかなか素晴しい構成♪
バカバカしいだけじゃなくて、
酔った事ですべてをさらけ出して絆が深まってく感じとか、
自分の本心に気づいたり、、とか意外と実のある話になってたのもよかったな〜。

最後にコトの顛末をエンドロールにのせて写真で見せたのもナイス!
最後まで笑えたしw 無事に謎も解けたしw なんかスッキリ

全体的に軽薄な音楽ばっかり使ってたのも素晴しかったです♪


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超有名な俳優さんはでてないけれど、良い役者さんがそろってました☆
個人的には久々に見たヘザー・グラハムが、かわいい役だったのがうれしかったし、
「トゥルー・コーリング」の熊先生ザック・ガリフィアナキス
生き生きとオタクなキャラを演じてるのも懐かしくてほれぼれしました☆

そして本業はお医者さんということでも有名なケン・チョン
今年のMTV Movie Awardsではこの作品で賞もとってたし、
スピーチはちょっと感動的だったのに、パフォーマンスはバカバカしくて笑ったw
今ハリウッドでアジア系と言ったらこの人ですね〜。

既に続編の製作が決定してるようで、どんなコトになるのやらw 楽しみです♪


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【公式サイト】http://wwws.warnerbros.co.jp/thehangover/
原題:THE HANGOVER 監督:トッド・フィリップス 脚本:ジョン・ルーカス、スコット・ムーア
製作総指揮:トーマス・タル、ジョン・ジャシュニ、ウィリアム・フェイ、スコット・バドニック
クリス・ベンダー、J・C・スピンク 音楽:クリストフ・ベック
ブラッドリー・クーパー/エド・ヘルムズ/ジャスティン・バーサ/ジェフリー・タンバー

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プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂 [映画:は行]

砂よー時間を巻き戻せ!

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先日、すっごく久しぶりにディズニーの長編アニメ『アラジン』を観直して、
なんとなく気分はアラビアン☆ ということで、気になってた今作みてきました♪

主人公は、スラム育ちで正義感あふれる王子様ダスタンと
美しくて勝ち気なお姫様タミーナ。

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、、と。もうこの設定が既にアラジンとジャスミンみたい♪
忘れてたけど、今作もディズニー映画だった☆

というわけで、かなりディズニーらしい王道感や安心感あり☆
となると、やっぱり今回の見所はジェイク・ギレンホールだな〜。

ジェイクがアクション!? 王子さま!???
と思ってたけど、これが結構はまってたーー☆

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カラダもマッチョ☆ムキムキ☆で!ちょっと型破りな王子様♪
もともと好きな顔立ちだけど(特にあの口がw)
長い髪も似合うのね〜。アラビアンな衣裳も似合うのね〜。かっこよかったデス☆

(勝手に)心配してたアクションも見所たっぷり♪
飛んだり跳ねたり!街中、建物中、洞窟中を動き回って、おもしろい〜☆
スピード感があって、キレのある動きが気持ちいい!

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お話は時間の砂をゲットする為の奪取戦☆
時間の砂とは、時間が巻き戻って過去をやり直せるという不思議なもの。
短剣の中に入っていて、ボタンを押すと時間が巻き戻る、、、っていうw
ボタン押すとか、砂を補充しないと単なる短剣になっちゃう、、、とか、
このあたりは、いかにもゲーム的☆

この時間の砂を使う場面が意外と少なくて、
時間を巻き戻すことで物語がいろいろおもしろくなる、、とうよりは
普通に時間の砂をめぐる権力争いって感じだったな〜。

なんで世界が滅びるのかとか、王女が守るようになったいきさつとか、
あの剣がどんだけ大事なものなのかがイマイチ伝わらなかったんだけど^^;
でも、最後にどう使うんだろ〜?って思ってたら、ああいう展開になって、
お!ソコにもどるか☆ っていうラストはよかったです♪

しかしこの権力争い。
武器の密造所があるっていう情報を元に国に攻め込んでいくけど、
その情報自体が、実はねつ造されたものだった!って、、、
まんま、イラク戦争の顛末で自国の失態をエンタメに変えるハリウッドは
商魂たくましいというか、、、なんかすごいですね〜☆

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タミーナ王女を演じたジェマ・アータートンは、勝ち気なお姫様が良く似合ってました♪
アラビアンな服装とか髪型とかもカワイイ☆
『007 慰めの報酬』の子だったんですね!ぜんぜん雰囲気ちがう〜。

叔父のニザムを演じるのはベン・キングズレー
相変わらず「何か企んでそう」な顔でw
アラビアンな黒いアイラインがよく似合いますね〜。

他にも“Dr.オクトパスアルフレッド・モリナとかいい味の役者さんが出てました♪

歴史冒険活劇で、壮大な感じの映画なんだけど、
「大作映画を観た!」って感じがしないのはこの辺の役者陣が味がありすぎるから?
もっとメジャー感のある役者さんがでてたら、また違ったのかも。

でも、わたしはこの映画結構好き♪
ゲームが原作の映画って、微妙なのが多いけど、この映画はゲームファンじゃなくても
ぜんぜん楽しめます♪ ジェイクの王子様かっこいいしw

ゲーム版は『プリンス・オブ・ペルシャ/忘却の砂』が出る様なので
(今度は記憶がなくなる砂、、?)映画も続編ができるといいな〜☆


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【公式サイト】http://www.disney.co.jp/movies/persia-movie/
原題:PRINCE OF PERSIA: THE SANDS OF TIME 監督:マイク・ニューウェル
製作: ジェリー・ブラッカイマー
脚本:ボアズ・イェーキン、ダグ・ミロ、カルロ・バーナード
原作:ジョーダン・メクナー 音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
製作総指揮:マイク・ステンソン、チャド・オマン、ジョン・オーガス 、ジョーダン・メクナー
パトリック・マコーミック 、エリック・マクレオド
ジェイク・ギレンホール/ジェマ・アータートン/ベン・キングズレー/アルフレッド・モリナ

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☆アウトローな王子様と勝ち気なお姫様の王道!

アラジン スペシャル・エディション [DVD]

アラジン スペシャル・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
  • メディア: DVD


☆元ネタはゲーム!やったことないけど。

プリンス・オブ・ペルシャ

プリンス・オブ・ペルシャ

  • 出版社/メーカー: ユービーアイ ソフト
  • メディア: Video Game


☆ゲームの新作

プリンス・オブ・ペルシャ 忘却の砂 特典 攻略ガイドブック付き

プリンス・オブ・ペルシャ 忘却の砂 特典 攻略ガイドブック付き

  • 出版社/メーカー: ユービーアイ ソフト
  • メディア: Video Game



ビルマVJ 消された革命 [映画:は行]

あなたの持っている自由を持たない人のために用いてください。 アウンサンスーチー

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第82回アカデミードキュメンタリー部門ノミネート作品です☆
オスカーを獲得したのは日本のイルカ漁を追った『ザ・コーヴ』だったけど、
この作品も是非観たい!と思ってたので、日本公開してくれて本当うれしい♪

ビルマ(ミャンマー)という閉ざされた国で、
いったい何が起こっているのか!? 必見!の作品です☆


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ビルマについて良く知らないけれど、
2007年に起きた反政府デモの様子を伝えるニュース映像は覚えてます。
日本人ジャーナリストの長井さんが射殺された映像は繰り返し流されてたけど、

いったい誰が撮った映像なのか!?

そんなコト、考えたこともなかったけど、思えばビルマは軍事政権の国。
情報は統制されて、そんな映像が国外へ流れるなんてあり得ない事。

その裏には「ビルマ民主の声」というVJたちの活躍があったそうです。

ビデオカメラを持っているだけでも、投獄され拷問されるような国で、
そのリスクを顧みず、小型ハンディカムで映像を撮り続け、
密かに海外へ送り、命がけでビルマの今を伝えようとしている人たち。

映像の力で、閉ざされた自国の未来を切り開こうとする熱い思いは、
この映画の映像からもビシビシ伝わって来ます☆


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映画は、“ジョシュア”と名乗るVJを語り手として、
今までビルマで何があったのか、そして2007年のデモが起こった背景、
そのデモの様子から終焉のときまでの映像を時系列につなぎ合わせて
とてもわかりやすい作りになっています。

映像はもちろん、VJたちがこっそり撮影したものなので、
ブレてたり、画質の荒いものもあるけれど、
その緊張感はハンパじゃない☆
観ているわたしも、VJの目線でこの国の行方を見守るかんじです。

映画にはVJ撮影の映像の他に、再現映像が使用されてる部分もあるけど、
これは関係者達の身の安全を考えて、場所や名前を特定されない為だそう。

それほどまでに危険、、、ということだけど、
この再現映像がいいアクセントになって、映画がより分かりやすく、
観やすくもなっていた気がします。


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07年のデモは、沈黙していた僧侶たちが立ち上がり、
最終的には3万人とも言われる僧侶たちが参加したことが話題だったけど、
映画のクライマックスも、まさにココ☆

俗世を離れた僧侶たちが、政治に介入していくなんて御法度。
そんなコトは仏教の国のビルマ国民なら誰でもわかることなんだと思う。
僧侶が御法度を破ってまで動いたことで、
国民たちの気持ちも大きく動いていく様子が感動的です。

僧侶が立ち上がらざるを得なかった…という逼迫した状況。
もお、それは最終手段に近いことだったように思います。

仏教の国だから、僧侶に武力は使わないだろう。
この国は、もしかしたらこのデモで変われるのかもしれない。

そんな思いを打ち砕く、ラストの展開は衝撃でした。。

いったいビルマはどうなっていくんだろう。。

民主化運動の指導者アウンサンスーチーさんは、未だに自宅軟禁中だし、
政治囚としてVJを含む2,000人以上が今でも拘束されているそう。。

今年、ビルマは総選挙を行う事になっているらしいけど、
今のままでは公正な選挙も、民主化をありえないよね、、

もぉ二度と、映画のような状況で血を流す事がないように、
世界中のひとたちがビルマに関心をもつことが大切な気がします。

今わたしに出来るのは、映画をおすすめするくらいだけど、、、
ドキュメント映画としても良くできた作品だと思います。
ぜひ、劇場で♪

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【公式サイト】http://burmavj.jp/
原題:BURMA VJ: REPORTER I ET LUKKET LAND 監督・脚本:アンダース・オステルガルド
プロデューサー:リーゼ・レンゼー=ミュラー
原案・脚本: ヤン・クログスガード 編集: ヤヌス・ビレスコフ=ヤンセン

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☆ビルマは民族闘争も気になる問題ですね、、



☆07年のデモのルポ。映画の復習に読みたい♪

ビルマ仏教徒 民主化蜂起の背景と弾圧の記録―軍事政権下の非暴力抵抗― (世界人権問題叢書71)

ビルマ仏教徒 民主化蜂起の背景と弾圧の記録―軍事政権下の非暴力抵抗― (世界人権問題叢書71)

  • 作者: 守屋 友江
  • 出版社/メーカー: 明石書店
  • 発売日: 2010/02/26
  • メディア: 単行本



プレシャス [映画:は行]

あたしの名前は、プレシャス・ジョーンズ。あたしの幸せは、あたしが見つける。

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ハーレムに暮らす16歳のアフリカ系アメリカ人の少女プレシャス。
虐待、貧困、10代の妊娠、、、と過酷な運命を生きる少女の人間ドラマ☆

サンダンス映画祭ではグランプリを受賞☆
母親役のモニークは、GG賞・アカデミー賞共に助演女優賞を獲得!

有名な俳優は出てないけど、スッピンのマライア・キャリーとか、
ドレッドじゃないレニー・クラヴィッツとかが出演していて、
音楽ファンにも気になる作品です♪

プレシャスを演じるのは、演技は初めてというガボレイ・シディベ
自然な演技も驚きですが、何よりも彼女の存在が映画のリアリティ☆

肥満“無学”という貧困の象徴を体現してました。


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プレシャスを救ったのは、大きく言えば「愛」なのだけど、
具体的には「知識」「書くこと」だったのが興味深いです☆

ああいう状況を抜け出せない理由の一つは、
他の選択肢や、その方法を「知らない」ことで、
それを教えて道筋を提示するのが大人の役目なんだなと思った☆

また「書くこと」も、自分と向き合って
それを外へアウトプットする、、っていう大事なこと。
ヒラリー・スワンクの映画『フリーダム・ライターズ』でも
書くことで更生していく実話があったしね☆

もちろんプレシャス自身に「自分の意志」が少しでも残っていたのが救い。
あの状況では、まわりからの救いの手にすら気づけない人が多いはず、、
たぶん、こういう問題で一番難しいのは本人が一歩を踏む出す勇気で、
結局まわりが出来る事って少ないのかも。

プレシャスも自分で一歩を踏み出して、自分で道を選択していったし。。

でも、自分で選んでいったからこそ迷いが無く進めるし、
最後の彼女の選択は過酷かもしれないけれど、
清々しくて、力強くて、幸せそうに見えました☆


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モニークは、本当に酷い母親をド迫力!で演じてます☆
彼女がフライパンもったり、赤ちゃん抱いたりするだけでドキドキ、、
特に彼女の独白のシーンはすごかった〜。

言ってる事は「はぁ〜!? 何言っちゃってんの!?」
ってぐらいの自己中&被害妄想っぷりなんですが、
彼女に対する怒りとか哀れみとか諦めとか、、、複雑な気持ちになります。

きっと彼女にもいつか救いの手はあったはず。。
周りに求めるばかりで、自分で一歩を踏み出さなかった結果がこれか、、、
プレシャスと対局にあるようなキャラクター設定にもなってるんですね。

モニークは実の兄から性的虐待を受けていた過去を公表してますが、
その兄がオプラ・ウィンフリー・ショーで、そのことを謝罪してましたね、、
でも兄の発言は、まんま映画の母親の主張に近い自己中な内容で
「はぁ〜!? 何言っちゃってんの!?」って感じでした。

モニークは家族の縁を絶ってるらしく、
実生活ではプレシャスのような人なんですね、、
公式サイトの彼女のインタビューは泣けます、、T_T
これから、もっと活躍して幸せになってほしいな〜☆

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【公式サイト】http://www.precious-movie.net/
原題:PRECIOUS: BASED ON THE NOVEL PUSH BY SAPPHIRE 監督:リー・ダニエルズ
原作:サファイア 脚本:ジェフリー・フレッチャー 音楽:マリオ・グリゴロフ
製作総指揮:オプラ・ウィンフリー、タイラー・ペリー、リサ・コルテス、トム・ヘラー
ガボレイ・シディベ/モニーク/ポーラ・パットン/マライア・キャリー

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☆原作は小説です

プレシャス (河出文庫)

プレシャス (河出文庫)

  • 作者: サファイア
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2010/04/10
  • メディア: 文庫


☆サントラ♪

プレシャス

プレシャス

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
  • 発売日: 2010/04/07
  • メディア: CD



フィリップ、きみを愛してる! [映画:は行]

この一言のために、懲役167年ー

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刑務所内で出会った運命の相手に「愛してる」と伝えるため、
詐欺と脱獄を繰り返した男の話。

実話です。

あまりにも簡単に脱獄できちゃうものだから、
昔のお話なのかと思いきや、90年代のお話でビックリ☆

主人公のスティーヴン・ラッセルをジム・キャリー
恋人役をユアン・マクレガーが演じている、、
つまりゲイカップルのラブストーリーですが、
演じてる二人がとっても上手いので、違和感ナシ!

特にユアンの子犬のようなかわいらしさは必見☆

嘘の様にドラマチックなスティーヴンの人生を
笑いと感動で描いてます。
これは、ご本人のキャラの勝利ですね〜♪

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生い立ちの影響もあってか、とにかく
「愛されたい」願望が強いスティーブン
彼氏を喜ばせる為に詐欺行為を繰り返していたけれど、
運命の人フィリップに「嘘はやめて!」と言われても
まったくやめられなかったのは、
もはや、これが彼の性分で、やめるとかやめないとか
そういう部類のものじゃないんだろうね、、

この辺は、無意識に嘘をついちゃう『インフォーマント』
ウィテカーさんに似てる。
二人ともずば抜けたIQの持ち主だし。

でもスティーブンの場合は、長年ゲイであることを隠してきて、
世間も自分自身もだましてきたわけだから、
嘘をつくのが、しかたなく身に付いてしまったのだろうし、
実の母親に拒絶されたことが、一番の要因な気もして、
詐欺をやめられない彼が、ちょっと切なくもありました、、

ちなみに彼が刑務所を脱走する日はいつも決まってたらしいです。
13日の金曜日。←フィリップの誕生日
なんというロマンティスト!!

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ゲイのお話なので、殆ど女性は出てこないけど、
紅一点。スティーブンが昔結婚していたレスリー・マン演じるデビー☆
ゲイをカミングアウトされて離婚した後も
長年、彼の心の支えになっていた人。

個人的には、こっちの愛の方がすごいとおもった☆
すごく熱心なクリスチャンなのに、スティーブンを受け入れて
むしろ応援しているって、、、。
宗教も性的指向も犯罪歴も関係なく、彼自身を愛してるんだね〜。
ちょっと能天気でお気楽な性格っぽいのもカワイイw


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スティーブンの昔の彼氏として登場してたのは
イケメン俳優ロドリゴ・サントロ(Rodrigo Junqueira dos Reis Santoro)
とにかく『300』の時のペルシア大王が怪しげで美しかった!
(原型をとどめてなかったけど、、、^^;)
ニコール・キッドマンと共演したシャネルのCMも印象的☆いいCMだったな〜。
ドラマの『LOST』にも出演してましたね〜。
本当にゲイのみなさんに人気がありそう♪ 今回の役もハマってました〜☆

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【公式サイト】http://iloveyou.asmik-ace.co.jp/
原題:I LOVE YOU PHILLIP MORRIS 監督:グレン・フィカーラ、ジョン・レクア
原作:スティーヴ・マクヴィカー 脚本:グレン・フィカーラ、ジョン・レクア
製作総指揮:リュック・ベッソン 音楽:ニック・ウラタ
ジム・キャリー/ユアン・マクレガー/レスリー・マン/ロドリゴ・サントロ

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プリンセスと魔法のキス <字幕版> [映画:は行]

そのキスを、してはならぬ…。

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もぉ〜。やっとディズニーが手描きアニメで作ってくれたよぉーーー☆
CGでの制作に移行してから、どーにもイマイチだったディズニーアニメ。

製作総指揮にジョン・ラセターを迎えて気合い十分☆
満を持しての原点回帰! やっぱりディズニーはこうでなくちゃ♪

柔らかい色彩と味のある造形。
冒頭の風景からため息の連続です。は〜。キレイだわ〜。
現実の街並とか、川沿いの森の中の風景とか、
魔術師の怪しげな世界とか、場面もいろいろ変わってたのしいぃ♪

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昔ながらの味わいを残した絵とはうらはらに、
お話の方は、かなり進化しています☆

プリンセスのお話だけど、本物のプリンセスは出てこない!
もちろん、かっこよくてステキな王子様も出てこない!

登場するのは、プリンセスの仮装をしたアフリカ系アメリカ人の女の子ティアナ
なまけもので勘当されたダメ男の元王子ナヴィーン

キスで王子が人間に戻って幸せに暮らすのも過去の夢物語。
魔法でカエルになったナヴィーンにキスしたことでティアナもカエルになっちゃうw

人間に戻る方法はただ一つ。
「本当に必要なものを見つけること」☆

今時のプリンセスは働き者。
星に願うだけでは願いが叶わない事も知っています。
でもワーカホリック気味のティアナに、働くだけが全てではないと説き、
お金が大切で遊んで暮らすことが目標のナヴィーンにも
もっと大切なことがあると説きます。

二人が本当に大切な事に気づいて行く過程もいいけれど、
この映画で一番よかったのは、カエルになった二人を助けるホタルのレイ☆

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フランス系移民の子孫。なまってるケド、吹替えだと関西弁?

“最も美しく輝く”エバンジェリーンに恋をする彼の最後のエピソードは、
涙なくしては観れません!
これを観るためだけに、この映画を観てもイイ!っていうぐらい☆
このエピソード、ほんとニクイです!

幻想的な昔ながらのプリンセス物語ではないけれど、
違う角度から夢と希望を描き、あらゆる人にエールを送っています。

結局、一番大切なのは「愛」でした〜☆
みたいな、ありきたりな話じゃないのもイイ!
ディズニーの伝統を守りつつ、現代をみすえて進化した作品☆あっぱれ!

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舞台は1920年代のニューオリンズ☆
音楽もふんだんに使われていているけれど、
その地形や背景、文化がわかると、もっと映画を楽しめそう♪
とりあえず、でてきた料理が気になった!


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【ガンボ:Gumbo】
ティアナのお父さんが作ってくれたピリ辛スープ♪
ニューオリンズを代表する料理で、
「ガンボ」は「オクラ」のこと。
「ガンボ」はフランス語
フランス領だった時代の名残が料理にものこってるのね〜。

ガンボが食べられるお店「GUMBO & OYSTER BAR」


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【ベニエ:beignet】
ティアナがパーティで作ってたニューオリンズ風のドーナツ。
これも元々はフランスの料理。
フランスでは揚げ物全般をベニエと言うみたい。
形が四角で粉砂糖を振ってあるのがニューオリンズ風♪

ベニエが食べられる店「cafe du monde」



ハリケーン・カトリーナの被害にあったニューオリンズ、、、
すてきな文化のある街だから、ほんと頑張ってほし〜☆

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【公式サイト】http://www.disney.co.jp/movies/pkiss/
原題:THE PRINCESS AND THE FROG 監督:ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ
脚本:ロブ・エドワーズ、ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ
製作総指揮:ジョン・ラセター 音楽:ランディ・ニューマン
アニカ・ノニ・ローズ/ブルーノ・カンポス/ピーター・バートレット/ジェニファー・ルイス

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☆このコミック、かなり映画と絵を似せてあります!

プリンセスと魔法のキス コミックス (講談社 Mook)

プリンセスと魔法のキス コミックス (講談社 Mook)

  • 作者: 小鷹 ナヲ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/03/05
  • メディア: コミック


☆ガンボはDr.ジョンのCDタイトルにもなってます。

ガンボ

ガンボ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: イーストウエスト・ジャパン
  • 発売日: 1997/11/25
  • メディア: CD


ハート・ロッカー [映画:は行]

彼らは、数えきれない命を救う。たった一つの命を懸けてー。

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キャスリン・ビグローが7年ぶりに手がけた長編作。
バクダッドで爆弾処理を行う米兵3人の命を懸けた38日間を描いた作品で、
骨太だけど、マッチョじゃない戦争映画

残酷な現実や、心の痛みをまっすぐに見つめる
肝の座った感じは、女性監督だからなのかも。

さまざまな爆弾処理の現場が映し出されるたびに、
緊迫感がはりつめて、固唾を飲んで見守る感じ。

映像的に構図のスバラシイ場面がビシバシあって、
そおいう部分でも映画に引き込まれていきます。

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物語は、あるような、ないような。
毎日戦場であらゆる爆弾を処理する米兵たち。
感情を持たない様にクールに振る舞うことで精神を守る人もいれば、
ジョークを言って緊迫感から抜け出そうとする人、
感情に左右されながらも、幸か不幸かいつしか慣れていってしまう人。

日々の出来事の中で心の変化があったり、仲間との絆があったり…
でもよく映画にあるような凄い盛り上がりや派手さがなく、
逆にその淡々としたところがリアルに感じます。

ある意味ドキュメンタリーよりもリアルに本質をズバリ!と描いてます。

誰かがヒーローになるわけでもなく、
感動ドラマがあるわけでもなく、
ただただ、すべての人が悲しい思いをする…。
それが戦争なんだ!と。


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そんな中でラストの主人公の決断は一番インパクトがあるものでした。
あんな体験をした彼でさえも、映画の冒頭にもあった戦争のセオリーに
飲み込まれて行く虚しさ…。

彼の最後の選択を否定することはできないけれど
そう生きざるをえなくなってしまった彼の人生がとても悲しくて、
戦争さえなければ、彼のような生き方をする人はいなかっただろうに…
と思うと、どうしようもなく泣けてきた。

願わくば彼の子供にはブリキのおもちゃが好きと言える人間に育ってほしいな。。
主人公も、本当はそんな生き方をしたかったはずだから。

「戦争自体を無くすこと」でしか解決できない現実、、、
強烈なメッセージでした。。

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名作の映画はいつ観ても感動がありますが、
映画にもやっぱり「旬」があると思っているので、
今の時代の、この空気の中で観るからこそ気づく事があると思います。

この作品は2004年の夏を描いているけど、きっと6年もたっているのに
同じ様な現実が、今でもループの様に繰り返されてるだろう…という事も含めて
この映画は今観てよかった!と思える作品でした☆

「旬」という意味では『アバター』もテーマや映像が、
「今の時代だからこそ!」の作品ってかんじでおもしろかった☆

さて、アカデミー会員の皆さんはどういう視点で、どんな作品を選ぶのか!?
アカデミー賞の行方がますます楽しみ♪

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【公式サイト】http://hurtlocker.jp/
原題:THE HURT LOCKER 監督:キャスリン・ビグロー 脚本:マーク・ボール
音楽:マルコ・ベルトラミ、バック・サンダース
ジェレミー・レナー/アンソニー・マッキー/レイフ・ファインズ/ガイ・ピアース

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☆映画の冒頭で流れる言葉はクリス・ヘッジス

本当の戦争―すべての人が戦争について知っておくべき437の事柄

本当の戦争―すべての人が戦争について知っておくべき437の事柄

  • 作者: クリス ヘッジズ
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2004/06
  • メディア: 単行本


☆この本も気になります、、

戦争における「人殺し」の心理学 (ちくま学芸文庫)

戦争における「人殺し」の心理学 (ちくま学芸文庫)

  • 作者: デーヴ グロスマン
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2004/05
  • メディア: 文庫



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